会長挨拶


会長 三浦 裕正

第44回日本臨床バイオメカニクス学会 会長
三浦 裕正
愛媛大学大学院医学系研究科 整形外科

 愛媛大学の三浦でございます。来年第44回日本臨床バイオメカニクス学会を九州産業大学の日垣秀彦教授と共に担当させていただきますことを大変光栄に存じております。会期は11月24日(金)と25日(土)、会場は松山市総合コミュニティセンターでございます。愛媛大学では前任の山本晴康教授が平成21年に第36回本会を開催させていただいておりまして、8年ぶりの松山での開催ということになります。

 第44回本学会のテーマは、「バイオメカニクスの未来-新たな融合と創造を目指して-」とさせていただきました。これまでバイオメカニクス研究は様々な臨床領域で大きな役割を果たしてきました。しかし、昨今のバイオメカニクス研究は日整会基礎学術集会の抄録などをみても、分子生物学が依然隆盛を誇っており、以前の輝きをうしないつつあるのではないかと懸念しています。バイオメカニクスは臨床に直結した実践的な研究領域であり、その存在意義は衰えてはいないはずであります。ただバイオメカニクスのみで生体機能を語りつくすことは困難であることも事実であり、その限界を理解しながら、他の領域の最新テクノロジーとの融合をはかることによって、新たな研究領域を創造し、その未来を切り拓いていこうではないかという趣旨であります。

 そういう意味で骨のマイクロナノメカニクス、骨・細胞のバイオメカニクスと先端イメージング技術の融合など、他領域との融合に関するシンポジウムをいくつか組んでいきたいと考えております。

 どうか皆様のお力で活気と実りのある学会となりますよう宜しくお願い申し上げます。秋の松山はいで湯と海の幸が大変すばらしいところでございます。学会の合間には瀬戸内海や宇和海の旬の魚介を楽しみながら、疲れた体を道後温泉でほぐしていただければと思います。多数の先生方のご参加を心よりお待ちしております。


会長 日垣 秀彦

第44回日本臨床バイオメカニクス学会 会長
日垣 秀彦
九州産業大学生命科学部 生命科学科

 この度、伝統ある日本臨床バイオメカニクス学会の第44回学術集会を、永年共同研究をしてきた愛媛大学整形外科の三浦裕正教授と共に開催できることを光栄に存じます。同時にテーマにもあります「バイオメカニクスの未来」を見据えた新しい医工学の展開や医療技術の深化を体感できる創造的な学会にしなければと責任を感じているところです。

 私は本学会に初めて参加させていただいたのは、元九州大学の村上輝夫教授(第31回会長)に助手として採用されたばかりの頃で、バイオトライボロジを研究していました。20年以上前、村上教授のお供で、この分野をリードした英国Reeds大学のDuncan Dowson教授に、下手な英語で実験結果を説明しに行ったことを、鮮明に覚えております。臨床家との研究も先駆的な先生で、医工連携の意義を実感する機会を得ました。解析が好きな方なのに熱心に聞いていただき、興味を持っていただいたことが、研究者としてのスタートでした。私自身もその経験を契機に臨床家との交流が増え、バイオメカニクス全般に興味を持ち始め、お互い九州大学医学部と工学部の助手だった三浦教授と手当たり次第テーマを見つけては、実験を行ってきました。近い距離で医学者と工学者が協働することで、バイオメカニクス研究は飛躍することを確信しました。最近では人工関節の開発など薬事に関する膨大な力学試験などに時間が取られ、自由な発想からはかけ離れてしまいましたが、この分野の工学者として、未来の医療に繋がると信じて努力していきたいと思っています。

 バイオメカニクスの学問領域は臨床医学と工学の融合が最も成功している分野の一つと思われます。最近では分子生物学的研究から臨床リハビリ研究まで幅広い発表がなされ、本学術集会の特徴となっています。臨床の整形外科医はもちろんリハビリテーションや工学,理学療法士の先生方の様々な組み合わせでの研究が、同じセッションにプログラムされており、新しいアプローチを体感できる良い経験になると思っております。

 ご参加をお待ちいたしております。

演題募集期間:2017年5月10日(水)~7月19日(水) 採択結果
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